2019 陸自: 目達原駐屯地 創立記念行事(めたばる)@佐賀 その四

キャプテン・クッキーonバイク 陸上自衛隊
隊員さんの笑顔が素敵な一枚

式典が開始される前に隊員さんが
隊列を組んで入場してきます。
その光景を観閲台の近くで見学。

キャプテン・クッキーは徒行進が
好きなので、自分の中ではこの
シーンから行事は既に始まって
います。軍楽隊メンバーの太鼓
が演奏される中で入場してくる
様子はカッコ良く頼もしいです。

整列する隊員さん
【↑観閲部隊の整列

ワクワクしながら見ていると
「観閲式が始まりますので」
と声を掛けられました。
今回はあまり近くでは見学出来
ないみたい。この辺の事情は
駐屯地ごとにまちまちで真ん中
辺りで見学できる時もあります。
この日は端の方、一般向け区画で
立ち見する事になりました。
ああ、関係者になりたいなあ~。

観閲官が訓示をして車で部隊を
見て回り、ヘリ部隊がいるので
観閲飛行が実施されました。
訓示では佐賀の豪雨災害への対応
のために出動された話が出ていた
様に思います。

流出した油の回収、きっと大変
だったんだろうなあ。感謝です。

月に何度か通っている牛津の施設
でも入り口への階段の何段目か
まで水が来たそうで、最近の
豪雨災害は本当に人ごとでは
無いです。

昔はヘリよりも固定翼機の方が
好きだったのですが、編隊を組み
飛行するヘリには力強い印象を
受けます。勇壮なBGMを流したら
似合いそうな感じです。

***

開放されている駐屯地内には
各種の見所があるのですが、
今回キャプテン・クッキーが
一番強く関心を持ったのは、
不発弾処理に関する展示と体験
でした。

金属探知機を実際に持って、
ドラゴンボールを探すという体験
が出来たのですが、少しでも高く
構えてしまうと上手く反応して
くれません。

金属探知機体験コーナー
【↑金属探知機体験と
不発弾処理に関する展示

駐屯地に入る時に車両の
セキュリティーチェックが
有ったりしますが、スイスイ
実施しているように見えても、
実際は普段からしっかり訓練を
行い真剣勝負で確認をされてるん
だろうなあ、という感想を持ち
ました。

以前世界のニュースで海外では
一般女性が地雷処理任務に志願
している所があると聞きました。
少しでも探査要領を間違えたら
検知できず、自分が地雷を踏んで
しまう危険性があるんだろうな…
そうした事も思い浮かびました。
女性の勤め先があまりなく、
お給料も高いので志願者は集まる
という事だったと思いますが、
もの凄い勇気です。
言葉に出来ないストレスです、
きっと。

日本にも同じようにとてつもない
重圧の中で戦っている人達がいます。

自衛官です。

パネルによる説明で知ったの
ですが、不発弾によってはある
時間が過ぎると自動的に爆発する
機構を持ったものがあるそうです。

もしそうした装置が作動して
いたら、慎重に扱っていても…

ニュースで不発弾処理に自衛隊が
出動するシーンを見かける事が
ありますが、それはほんの一部で
沢山の現場で日々隊員さんが途方
も無いストレスの下、危険除去の
任務に当たってくれている。

とても勉強になった体験と展示
でした。

レポート 終

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